今すぐVTuberになれる! お手軽ツール37選を徹底紹介

VTuber

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2022年も、なお増え続けているVTuber(バーチャルYouTuber)。本記事では、スマホひとつで配信まで始められるVTuber向けアプリから、上級者向けのツールまでまとめてご紹介。無料で使用できるソフトやツールもピックアップ、それぞれの特長や使用感などを解説します。

目次

1. スマホだけで簡単! お手軽VTuber
・REALITY
・カスタムキャスト
・SHOWROOM V
・エモモ/エモカラ(ミラティブ)
・トピア
・MakeAvatar
・ミチコンPlus

2. PCで出来る! VTuber作成・配信ツール
・VRoid Studio
・セシル変身アプリ

3. イラストさえあればOK!2DVTuber作成ツール
・IRIAM
・nizima LIVE
・ツイキャス Vメイカー
・だれでもVTuber

・2DR
・VTube Studio

5. Webカメラとマイクで今すぐVTuber
・FaceVTuber
・Webcam Vtuber
・FaceRig
・Animaze by FaceRig

6. VRヘッドセットと併用で! 便利なバーチャル空間制作ソフト
・カスタムオーダーメイド3D2
・バーチャルキャスト

7. VR機器不要!3Dモデルを手軽に利用
・Luppet
・3tene
・VDRAW
・VMagicMirror
・waidayo
・恋顔
・ニコニコ生放送アプリ
・VSeeFace
・Kalidoface / Kalidoface 3D

8. じっくり作りたい上級者向けソフト
・Adobe Character Animator
・blender
・unity

9. その他、現在よく使われている関連ソフト・サービス
・バーチャルモーションキャプチャー
・Simple Motion Tracker
・アイテムショップ
・VRChat
・cluster

1.スマホだけで簡単! お手軽VTuber

REALITY

REALITY」は、REALITY株式会社が運営するVTuberライブ視聴・配信アプリiOS/Androidに対応し、スマホひとつで3Dモデルの制作およびライブ視聴・配信活動が可能です。スマホのカメラで表情を読み取ることで、アバターの表情や顔の動きをリアルタイムに操作できます。

モデルには目や髪、服などさまざまな設定項目があり、豊富なアイテム群やガチャ等による高いカスタマイズ性も楽しめます。また他ユーザーとのコラボやゲーム実況、YouTube同時視聴など、さまざまな機能がアプリに備わっているのも特徴です。

2021年7月には配信地域を62の国と地域に拡大し、同年8月にはメタバース展開を打ち出すなど、グローバルで密接な独自コミュニティが拡大しつつあります。

カスタムキャスト

株式会社ドワンゴと株式会社S-courtが提供している「カスタムキャスト」。3Dアバター作成とニコニコ生放送による配信ができるアプリです。顔やボディパーツ、衣装、アクセサリーなど豊富なパーツを利用し、男性・女性の好きなアバターを作成できます。配信中には設定したポーズや表情をフリック操作で表示できるのもポイント。

使用できるアイテムの数は増え続けており、イベント等の企画も開催されています。カスタムキャスト公式チャンネル内では自在なポーズを作れる「スタジオ機能」などもあります。

またカスタムキャストを最大限に楽しめる会員専用サービス(月550円・税込)も用意され、限定機能やアイテムを入手できます。さらに、VRM形式でアバターをオンライン出力し、バーチャルキャストや他サービスで自分のキャラを利用できます。

SHOWROOM V

SHOWROOM V」は、ライブ配信サービス「SHOWROOM」を運営するSHOWROOM株式会社が提供する配信アプリです。執筆時点ではiOSのみ対応しています。

お気に入りのアバターを選択し、ボタン1つで「SHOWROOM」で配信できます。ユーザーの手の動きや距離感もインカメラで反映されているため、リアルに思える距離感での配信が特徴です。動画撮影や自撮りなどの機能もあります。

キャラメイク済の10体のアバターの他にも、3Dキャラクターのモデルデータを投稿できるプラットフォーム「VRoid Hub」のアバターをクリエイターが定めた条件のもと使用することができます。

エモモ/エモカラ

エモモ」は、ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」内で利用できる3Dアバター作成&配信機能です。様々なパーツを組み合わせてアバターを作成し、ゲーム配信などを行うことができます。

またカラオケ配信ができる機能「エモカラ」も実装されており、画面上で歌詞がなぞられていくのがポイント。マイクを持ったアバターがリズムを刻むなど実際のカラオケのような配信ができます。2021年現在、ミニゲームの実装やイベントの開催など、継続的に運営されています。

トピア

トピア」は株式会社アンビリアルが提供する、3Dアバターを作成して配信ができるアプリです。デフォルメされたアバターを作成でき、体型や髪型、顔のパーツなどの位置やサイズの調整機能も搭載されています。iOS/Android対応です。公認ライバー制度もあり、多数のVTuberが登録されています。

2019年7月にはアバター姿でJOYSOUNDでのカラオケ配信ができるカラオケ配信機能が実装されました。2020年7月7日には長身アバターへの対応や調整パラメーターの増加などの調整が行われています。

MakeAvatar

MakeAvatar」は、AR/VRコンテンツ開発のGugenkaが提供する3Dアバター作成アプリです。複雑な操作はなく、スマートフォン上で目や口、輪郭、髪型、体型といった組み合わせを選択してアバターを作成できます。アバターの衣装は「XMarket」で購入できます。

作成した3Dアバターは、「VRoidHub」を通してVTuber配信などに利用できます。またAR機能を使用して自分が作成したアバターを現実に召喚できるのも特徴です。さらに有料チケットを利用することで、ソーシャルVR「VRChat」とも連携できます。

ミチコンPlus

ミチコンPlus」は株式会社ネクストシステムが提供する、スマートフォンのみを利用した全身リアルタイムモーションキャプチャーアプリです。iOSのみに対応しています。

スマホのカメラに映った人物の情報を読み取り、その動きをバーチャルキャラクターに反映させます。動画ファイルからの読み取り機能やグリーンバック機能も搭載されており、2019年11月には背景を背面カメラの映像にできるARモードも実装されました。

旧アプリ「ミチコン」からの追加機能として、PRO版ではデフォルトキャラクター以外の任意のアバターの使用や、モーションデータ書き出しなども可能となります。

2.PCで出来る! VTuber作成・配信ツール

VRoid Studio

VRoid Studio」は、ピクシブ株式会社が提供する3Dキャラクター作成ツールです。絵を描くような感覚で3Dモデルが制作でき、3Dの知識がないクリエイターでも手軽にアバターを作成できるのが特徴です。3DアバターはVRMに対応しており、商用での利用も可能です。

またスマートフォン版のアプリ「VRoidモバイル」も配信されています。スマートフォン1つで3Dキャラクターを制作してARやバーチャル空間での撮影を行えます。2020年12月24日にはSteam版が配信開始。その他、パラメータ項目の拡張などが行われています。

2021年11月には正式版がリリース。顔のカスタマイズ性が大きく向上し、アイテムやアクセサリーなどが多数追加。より本格のアバター制作を気軽にできるようにアップデートされています。

セシル変身アプリ

セシル変身アプリ」はVTuberのスズキセシルさんによるPC向けの3Dアバター作成支援ツールです。クリエイター支援サイト「ファンティア」にて無料ダウンロードできます。

各種用意されたプリセットや操作スライダーを変化させ、アバターのパーツを操作して好みの3Dアバターを作成できます。キャラクターのグッズ販売や動画配信で収益を上げたり、アバターそのものを販売したりといった商用利用にも対応しています。

また「セシル変身アプリ」と連携できるサービスとして、VRM対応アプリ「アイテムショップ」があります。このアプリを利用すれば、VRM形式の3Dアバターに、リボンやネコミミ、しっぽといったアイテムを装備できます。

3.イラストさえあればOK!2DVTuber作成ツール

nizima LIVE

nizima LIVE」は、Live2D社がリリースしているPC向け公式アプリ。2Dモデルと自分の顔をWebカメラで同期させるフェイストラッキングツールです。カメラでの操作だけでなく、あらかじめモデルに設定した表情やモーションを再生する機能もあります。

アプリとしての大きな特徴の一つは、モデルのパラメータ設定や物理演算の細かな調整を行えるカスタマイズ機能。これまで専用ソフトが必要だった詳細な設定がアプリ上で行えるため、好みの表現を比較的手軽に実装することができます。

ルーム形式による他VTuberとの「コラボ機能」なども存在。背景設定、クロマキー、透過背景といった基本機能も充実しており、2DモデルでVTuber活動を行うにあたって便利な機能が多数搭載されています。

同じくLive2D公式からリリースされたスマートフォンアプリ「nizima LIVE TRACKER」を使用することで、Webカメラより高性能なトラッキングも実現可能です(ARkit対応のiPhone X以上対象)。

現在は無料版と有料版がリリースされており、一般ユーザー・小規模事業者向けの有料プランは月額550円です。

IRIAM


IRIAM」は、株式会社IRIAMが提供するバーチャル特化型のライブ配信サービス。Android/iOSの双方に対応しています。

アプリ内では他人の放送を視聴するだけでなく、ユーザーが自分で放送を行えます。自らのアバターとなるイラストを1枚アップロードすることで、アプリ側が自動的に動く形のモデルを生成するシステムとなっています。自作または他人への依頼によってイラストを用意すれば、すぐにバーチャル配信者として活動可能です。

ツイキャス Vメイカー

ツイキャス Vメイカー」は、スマートフォン向けの2Dアニメーション生成アプリ。前述のIRIAMと同じく、1枚のキャラクター画像から自動的に顔アニメーションを生成できます。作成したモデルはGIFアニメとして保存できるほか、ツイキャス系列アプリを使用した配信も可能です。

だれでもVtuber

だれでもVtuber」はPC向けのVTuber制作アプリケーション。4枚の画像を使用して、まばたき、体の揺れ、マイク入力に対応した口の開閉が表現可能です。素材となる画像さえあれば、簡易的ながら複雑な設定なくVTuberの動きを再現できます。基本機能として背景透過機能も搭載。

無料版と有料版があり、有料版では素材セットや設定の数が増加しています。

4. Live2DアバターがあればスマホでVTuberに

2DR

2DR」はPXR合同会社が株式会社ブイノスと共同で制作しているVTuber向けアプリ。スマートフォンを用いて2D/3Dモデルを動かすことができ、自分のLive2DモデルやVRMモデルの読み込みも可能です。iOS/Androidに対応。

このアプリの特徴はインポートを済ませればスマホ単体でモデルを動かせること。PCを介する必要がないため、場所を選ばず手軽にVTuberになることができます。

VTube Studio

VTube Studio」は海外発の2DVTuber向けトラッキングアプリ。スマホまたはWebカメラで顔をトラッキングしたデータをPCに送り、Live2D Cubismモデルを動かせます。アイテム機能や背景設定機能などもあります。

現在はPC版とiOS/Android版がリリース中です。アプリは無料で試すことができ、気に入った場合は有料のPRO版を購入することで無制限の利用が可能となります。

5.Webカメラとマイクで今すぐVTuber

FaceVTuber

FaceVTuber」は、Webカメラさえあれば簡単に3Dモデルを動かせるWebベースのツールです。Google Chromeでページを開き、Webカメラを準備して「Start」、「Set」とボタンを押せば、それだけで3DCGキャラが顔に合わせて動きます。

MMD/FBX/VRM形式のモデルデータを読み込むことができ、ページ下部にリンクが掲載されているキズナアイさんやミライアカリさん、電脳少女シロさんの公式配布モデルなどを使用できます。他のユーザーが作ったMMDのモデルを使用する場合は、使用許諾の確認が必要です。

準備が楽で動作が軽く、モデル読み込みの自由度が高いといったところがポイント。VTuberならずとも、ちょっとYouTube配信やニコ生やりたい時に使う候補として便利なツールです。

ただし顔認識が繊細すぎるためか、少しでも顔に光が当たったりするとトラッキングが外れがち。もし本格的に使うのならば、部屋の明るさの事前確認がおすすめです。

Webcam Vtuber

Webcam Vtuber」は、株式会社ユーザーローカルが制作した3Dアバタートラッキングツールです。ブラウザを開けばすぐに操作可能で、Webカメラを繋げて、自分の動きと3Dアバターを同期できます。アバターは5つ選択できますが、VRMモデルをインストールも可能です。ブラウザを開いたままできるのが特徴で、アプリをインストールせずともすぐに使えるところがポイントです。

FaceRig

FaceRig」はSteamで配信されている顔認識ソフト。Webカメラを利用して、3DCGキャラクターや2Dイラストをアニメーション化させられます。

これを利用してクロマキー合成を行い、バーチャルYouTuberとしてゲーム実況が可能です。「FaceRig」本体は1,480円、イラストを動かす「Live2DModule」は398円で購入できます。

2020年10月に「FaceRig」のサポートの終了日が、2021年12月31日までと発表されました。FaceRigのサポート終了日までは、Windows Updateなどの外部要因による問題を修正する「重要な製品サポート」を継続して実施。またカスタマーサポートに関しては、通常チャネル(Eメール、Discord、Twitter)を介して引き続き問い合わせられます。

Animaze by FaceRig

2020年11月17日、上記のFacerigの後継アプリケーションである「Animaze by FaceRig」がリリース。Facerigと同じく2D/3Dのモデルのフェイストラッキングに対応しており、全体的な性能は向上。アプリ内にはデフォルトのモデルが複数用意されており、小道具や背景などのカスタマイズ要素もあります。

料金は基本無料で、非制限版はサブスクライブ制となっています。

現役イラストレーターによる「Animaze」の使い方ガイドはこちら。

6.VRヘッドセットと併用で! 便利なバーチャル空間制作ソフト

バーチャルキャスト

バーチャルキャスト」は、株式会社バーチャルキャストが提供するVRライブ・コミュニケーションサービスです。VRヘッドセットなどを利用してキャラクターを自由に動かすことができ、コントローラーのトラックパッドを使っての表情変化も可能です。ニコニコ生放送、YouTubeなどのプラットフォームで配信できます。

1つのルームにネットを介してゲストを簡単に呼べるのも特徴のひとつ。「凸機能」をオンにすれば、知らない人のルームに自由に出入りできます。コラボ生放送がしたい人にはもってこいのアプリです。

VRデバイスはHTC VIVE(VIVE Pro)、Oculus Rift(Oculus Rift S)、Windows Mixed Reality(Windows MR)ヘッドセットに対応しています。

2019年には配信プラットフォーム「SHOWROOM」内でのギフティングの反映が可能に。「バーチャルキャスト コンシューマーエディション(無料版)」を無償で利用したSHOWROOM配信もできるようになりました。

カスタムオーダーメイド3D2

KISS制作の成年向けゲーム「カスタムオーダーメイド3D2」(リンク先18禁)には、美少女メイドキャラクターになれる機能「バーチャルアバタースタジオ」が追加されています。価格はパッケージ版が9,800円(税別)、ダウンロード版が8,424円(税別)で購入できます。18歳未満は購入できません。

キャラクターカスタム機能が非常に充実しており、顔の作りのみならず、服装やアクセサリーはもちろん、体型も大幅に変更できます(ただし女の子しか作れません)。

また表情やモーションのバリエーションが豊富。ゲーム中で使用されている表情すべてを利用できます。手の形など、普通に3DCGで作っていると動かしづらい部分も操作可能です。

VRデバイスはOculus Rift(Oculus Rift S)、HTC VIVE(VIVE Pro)に対応。またVIVEトラッカーを足・腰・頭などに装着して、最大8個の全身トラッキングに対応しています。

キャラクターになった状態で、自分自身をカスタマイズできるのも特徴の一つ。動画内では胸のサイズを動かしている様子が見られます。やり方によっては、モデル読み込みで一人何役もできます。アクセサリは自作でき、VR上で手で持って、位置設定が可能となっています。

背景もゲーム内にあるものをカスタム可能。クロマキー合成での背景合成はもちろん、デスクトップを配置してPCの画面を表示し、コメントを読み上げながら放送もできますVTuberをやる上での必要なことが揃っているだけではなく、細かな調整のできる技術が満載です。

7. VR機器不要! 3Dモデルを手軽に利用

Luppet

Luppet」は、バストショット特化の3DVTuber向けトラッキングシステムです。VRM規格に対応した3Dモデルを読み込み、頭、目、手、指の4種を同期できます。LeapMotionを自分の首にかけ、webカメラに顔を合わせることでセットアップは完了。スクリーンショット機能も搭載され、YouTube動画のサムネイル画像などに利用できます。

Personal版(個人用ライセンス)は6,000円。Pro版(前年度年間売上3000万円未満の法人)は104,800円。Enterprise版は(前年度年間売上3000万円以上の法人)は209,800円です。

3tene

3tene」は株式会社プラスプラスが提供するPC向けアプリです。VRM規格に対応した3Dモデルを読み込み、Webカメラの顔認識によりまばたきや顔の向きを、マイク入力により唇の動きを3Dアバターに反映できます。

機能ごとに「3teneFREE」「3tenePRO」「3teneSTUDIO」といった種類があり、FREE版は無料です。

2020年7月には新バージョンの「3teneV2」がリリース。LeapMotionのモード切り替えに対応したほか、PRO版では自動表情変更機能の実装やアバター複数人対応・Azure Kinectへの正式対応がなされました。

VDRAW

VDRAW」はバーチャル同人作家のおぐら氏が開発したVRMモデル用ツール。PCで行うさまざまな作業や遊びをそのままバーチャルキャラクターの活動として表現できるツールです。

VDRAWの特徴はマウスとキーボードのみでアバターを動かせる手軽さ。実際の入力と連動してバーチャル空間内の3Dキャラクターが動く仕組みで、VR機器がなくともVTuberが実際に作業を行っているかのような映像を作り出せます。イラスト、ゲーム、3Dモデリング、プログラミング、DTMなど、多岐に渡る使い方が可能です。

2018年7月掲載の記事はこちら。

VMagicMirror

VMagicMirror」はPC上での様々な操作をVRMモデルへ反映できるツール。前述のVDRAWと同じく、VR機器を通さずに使用可能であることが特徴です。

キーボード入力の再現、マウスでの視線や手の移動などが出来ることから、リモート会議からゲーム配信・作業配信まで使い道は豊富。ウィンドウや背景を透過し、デスクトップ上にマスコットとして表示するといった日常使いにも向いています。他にもフェイストラッキングやリップシンクに対応しており、事前にセットした表情のスイッチングも可能です。
対応OSはWindowsで、価格は無料(Full Editionは2,500円)。キーボード、マウス、ゲームコントローラ、MIDIコントローラに対応しています。

waidayo

waidayo」は3DVTuber向けのフェイシャルモーションキャプチャアプリ。FaceIDに対応したiPhone/iPadで表情や顔の動きをキャプチャし、PCへモーションを転送できます。
PC用アプリでは表情の認識結果を背景グリーンバックで表示する機能を搭載。さらにWindowsでは「バーチャルモーションキャプチャー」やVMC Protocol対応ソフトにデータを送ることもできます。

VRM形式の3Dモデルデータを持っている場合、アバターの変更も可能。価格は無料で、個人法人を問わず無償で商用利用できます。

2020年5月掲載の記事はこちら。

恋顔

恋顔」は、ヒラリチャンさんが開発したVTuber向け表情トラッカーアプリ。顔認証機能が搭載されたiPhoneで表情を認識し、PCで3Dキャラクターを動かせる表情認識に特化したアプリです。

VRoidStudio製のモデルを基準に開発されており、自分の3Dモデルを読み込むことも可能。macOS/Windowsに対応しており、営利/非営利を問わず利用できます。

製品版ライセンスの通常価格は3,000円で、無料トライアル版も用意されています。

2020年5月掲載の記事はこちら。

ニコニコ生放送アプリ

Android版ニコニコ生放送アプリでは、バージョン3.10.0にて3Dアバターで配信できる「バーチャルライブ配信」機能がテスト公開されました。

バーチャルライブ配信機能では、3Dアバター・データ投稿サービス「THE SEED ONLINE」と連携することでVRMデータを利用可能。モデルの位置調整や背景の変更、フェイストラッキングやボイスチェンジャーにも対応しています。

2020年5月掲載の記事はこちら。

VSeeFace

VSeeFace」は海外のPC向けアプリケーション。ウェブカメラとVRMモデルを用いたフェイストラッキング、Leap Motionを用いた手指のトラッキングによる収録が可能です。視線やまばたき、眉毛、口のトラッキングは通常のWebカメラで行えます。
iFacialMocap/FaceMotion3Dによるパーフェクトシンクにも対応しています。

Kalidoface / Kalidoface 3D

Kalidoface」と「Kalidoface 3D」はWebブラウザ上で動くPC・スマートフォン向けのトラッキングツール。「Kalidoface」はLive2Dモデルに、「Kalidoface 3D」はVRM形式の3Dモデルにそれぞれ対応しています。

動作に必要なのはWebカメラのみで、利用するまでの手順が非常に手軽であることが特徴。なおかつ背景設定や通話機能、さらには簡易的な3Dフルトラッキングなど豊富な機能も併せ持っています。

じっくり作りたい上級者向け

Adobe Character Animator


Copyright © 2021 Adobe. All rights reserved.

Adobe Character Animator」は、イラストや画像素材を元にキャラクターをデザインし、アニメーションを作成できます。Webカメラとマイクを使えば、リップシンクとトラッキングなどが可能で、VTuberのように活用することもできます。サンプルのアバターも用意されており、キャラクターの動きを簡単に確認可能です。Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなどのツールとも連携して利用できるのもポイントです。

blender

Blender」はオープンソースの3DCG制作ソフト。モデリングからアニメーションに至るまで様々な編集機能が搭載されており、無料ソフトながら本格的な3Dモデル作成が可能となっています。複数OSに対応しているのも強み。

これまでに紹介してきた3Dモデル作成アプリケーションとは違い、Blenderは覚える操作も作成手順も多いため決して手軽とは言えません。しかしその分本格的なモデリングが可能となるため、多くの3DVTuberに使用されているソフトでもあります。「0から自分のオリジナルのモデルを作りたい」という場合はこうしたソフトの検討もおすすめします。

Unity

Unity」はユニティ・テクノロジーズ開発のゲームエンジン。Blenderが主にモデリングに使用するソフトであったのに対し、Unityは3Dモデルを動かすために様々な設定を行うことができるソフトとなります。

作成したモデルを動かすための手軽な方法の一つとして、「UniVRM」というUnity用パッケージがあります。こちらはUnity上でVRM形式のモデルを扱うためのパッケージであり、Blenderで作った「fbx」と呼ばれる形式のモデルから共通フォーマット「VRM」の対応モデルを作成できます。

VRMは人型3Dモデルを扱うための統一されたフォーマットのこと。VRMに対応している数々のアプリケーションにVRMモデルを導入することで、複雑な調整を経ず、すぐに使用することができます。

その他、現在よく使われている関連ソフト・サービス

バーチャルモーションキャプチャー

バーチャルモーションキャプチャー」は、VR機器を用いて3Dモデルをコントロールするシステム。VRMモデルを読み込みキャリブレーションを行うことで、手や表情の細かい設定、VRゲーム内に入り込んだかのような撮影、トラッカーの割り当ての変更など、多様な操作を実現可能です。waidayoやSimple Motion Tracker等の豊富な連携ソフト(公式サイトから確認可能)を使用することで、3DVTuberの活動を支える様々な機能が利用できます。

Simple Motion Tracker

Simple Motion Trackerは、PC向けのトラッキングアプリケーション。Webカメラのみを用いて認識を行い、頭や目の動きのトラッキングおよび簡易的なハンドトラッキングができます。

このアプリの特筆すべき点は、前述のバーチャルモーションキャプチャー(VMC)との連携機能があることです。VMCは使用のために基本的にVR機器が必要ですが、Simple Motion Trackerを用いるとそれらをWebカメラで代替可能に。より手軽にVMCの機能を利用できます。

アイテムショップ

アイテムショップ」は、VRM形式の3Dアバターに様々なアイテムを装着できるアプリ。制作者は上記の「セシル変身アプリ」と同じくスズキセシルさんです。

各アイテムは複数装着可能で、色や位置、大きさなども自由に編集できます。アイテムは50種類以上収録されており、内容はネコミミやしっぽ、めがねといったものからユニークなものまで多種多様。また、アプリ内にはアイテムだけでなくプリセットアバター2種およびサンプルアバター9種も用意されています。

編集したアバターはVRM形式で出力でき、clusterやバーチャルキャストなどのバーチャルSNSで自由に利用可能。自分のお気に入りのアバターをさらに装飾することに適したアプリといえます。価格はトライアル版が無料、正規版は6,800円です。

VRChat

「VRChat」はSteam公式サイトで配信されているバーチャル空間共有ソフトです。ワールドの数が非常に多く、世界中の人が接続しているVR空間を体験できます。利用料金は無料です。

自分用のプライベートワールドを作って3DCGモデルでログインすれば、オリジナルの部屋からの配信も可能。ゲストを自由に呼ぶこともでき、別のワールドの撮影もできます。(ただしすれ違った知らない人を撮影・配信する場合は許可を取ることをお忘れなく)VRヘッドセットを使うのがおすすめですが、PCだけでも利用できます。

cluster

cluster」は、クラスター株式会社が提供するVRプラットフォームです。VRデバイスのOculus Rift(Oculus Rift S)、HTC VIVE(VIVE Pro)で利用できるほか、VRを利用せずPCでの参加も可能です。

「cluster」では四角い頭にアイコンの付いたアバターキャラになって、VR空間に入場できます。参加者はこのルームに入れば、席に座って観覧も可能。登壇者も自由に呼べます。

また、3DCGのアバターを持ち込むことも可能で、VRChatよりも軽く、人数制限の幅も広いので、お手軽に配信できるのが強みです。「cluster」ではVRライブやイベント企画なども多数開催されており、アイデア次第で多様な使い方ができそうです。

2020年3月にはスマートフォンアプリでの利用も可能となり、より手軽にワールドに参加できるようになりました。2021年11月には、Oculus Quest 2への対応も行われています。

まずは手軽にバーチャル配信をしてみよう!

4年ほど前まで「VTuberを始める」には機器の準備やイラスト・3DCGの制作技術といった面でどうしてもハードルが高いものにならざるを得ませんでした。

しかし現在は各種サービス・アプリの登場により、使用機器がスマホだけでも可能となり、Webカメラさえあればアバターも気軽に動かせるようになるなど、始めるハードルが下がりはじめました。HTC viveなどVR機器を使用すれば、より繊細な動作も可能です。各アプリケーションはリリース後もアップデートを続けており、出来ることの幅は現在進行形で広がりつつあります。まずは気になったものを自分自身で積極的に「触ってみる」「体験してみる」のがおすすめです。

執筆:うぇるあめ、たまごまご

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